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プリザーブドフラワーアレンジの基礎(フォームのセット) |
水を吸収しないドライ用オアシスの中でも中程度の固さのセックは熱にも強く殆どのプリザーブドフラワーのアレンジに適しています。 生花用オアシスより固めでしっかり挿せますが、生花用オアシスを使うこともできます。 |
(1) セックを花器の上から軽く押し当てて跡を付けます。それを目安に花器の形に合わせて斜めにカットします。 グラグラ動く場合はセックの下側にボンド等を付けて花器に接着するか、間にセックの切れ端を詰めて動かないようにします。 |
(2) セックの底にボンドを付けて花器に接着する場合は、このようにカットしても結構です。 |
(3) バスケット・カゴの場合も同様にボンド等で接着しても構いませんが、ワイヤーで固定すると後で接着跡が残りません。 シサル麻などを敷いてからセックを乗せ、U字に曲げたワイヤーをバスケットの下側から差し込みます。1ヶ所だけではグラグラするのでU字型ワイヤーを2本差し込みます。 |
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ワイヤーがセックに食い込まないように、セックの上に太めの茎や枝などを置き、下から出てきたワイヤーで挟んでしっかりねじります。ラジオペンチを使うとしっかりねじれますが、ねじり過ぎるとワイヤーが切れてしまうことがあるのでご注意下さい。 | |
ワイヤーは短めにカットして曲げ、先をセックに埋め込みます。 大きなバスケットの場合はもう1ヶ所同じようにとめて下さい。 |
(4) 花器から垂れ下がるようなアレンジや全体を大きめにアレンジしたい時は、花器の縁より高めにして角をカット(面取り)し、花を挿し易いようにセットします。 左のような形の背の高い花器の場合は、セックを下まで入れずに上の部分だけに入れて結構です。 背が高くて倒れそうな花器の場合は下に油粘土などを入れると倒れにくくなります。 |
(5) セックを隠すためにモスなどを乗せることがあります。モスは接着してもいいのですが、ボンドなどを付け過ぎると乾いた後固くなり花が挿しにくくなりますので、左のようなUピンを所々刺してとめるといいでしょう。 色の付いた地巻きワイヤーは1本36cmなので8等分して4.5pに切り分けます。これを幾つか合わせて、はさみの背などに当てて折り曲げUピンを作ります。 長いUピンが必要な場合もありますが、普通はこれくらいがちょうどいい長さです。 |
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左のモスはアイスランドモスです。少しちぎるようにして全体に広げます。殆ど花で隠れるので少しセックが見えても大丈夫です。周りはUピンを所々に挿して押さえておきます。(Uピンの作り方は上をご覧下さい) 花・アジサイやグリーンなどをたっぷり挿してセックを隠す場合はモスは敷かなくても構いません。 また、花などを挿した後で隙間にモスを乗せることも出来ます。 |
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左のモスはスパニッシュモスです。アイスランドモスに比べるとナチュラルな感じがします。 全体に広げてからUピンを所々に挿して押さえておきます。 モスを乗せず、アジサイなどで隠しても構いません。 リースなどもリース台にスパニッシュモスを広げてから花を接着するとナチュラルな雰囲気がでます。 |
(6) こちらはセックではなく、レインボーフォームを使っています。アイボリー・ピンク・ブルー他いろいろな色があり、きれいなのでモスで隠す必要がありません。 セックに比べお値段は高いですが、とても重宝するのでお勧めです。 |
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